めぐみでございます。
前回の『気になる光脱毛!どれくらい痛いの?の巻』では、光脱毛は毛根(もうこん)を弱らせる脱毛施術法だということを、ご説明いたしましたね。
そもそも毛根を弱らせることで、なぜムダ毛がなくなるのでしょうか?
今回は、ムダ毛が生える原因である毛根(もうこん)内部の隠された秘密に迫ってみましょう。
『草には除草剤!ムダ毛には光脱毛!』
光脱毛の痛みについての不安はなくなったんですよ。
でも光を当てただけで、生えてこなくなるなんて摩訶不思議。
たしかにね!じゃあねぇ。。。豆は草むしりをしたことってあるかな?
なんですか?急に…あっ!そういえばっっ!おばあちゃんのお家のコンクリートの割れ目から生える雑草、名付けてノビ汰。この前、根っこから抜いたのにまた生えてきたんですよ~。
それよそれ!毛も草と同じで剃っても抜いてもお肌を傷めるだけで何度だって生えてきちゃうの。
草は除草剤をまくと弱って、次第に生えてこられなくなるでしょう?
ムダ毛も毛根に正しく照射をすると弱って次第に生えてこられなくなるんだよ♪
除草剤だなんてノビ汰のくせに生意気な!草ごとき、マヨネーズさえあればこの豆が…
(たべちゃうの。。。?!)
多くの方は毛幹や毛根と言われても、正式にどこからどこをそう呼ぶのかピンとこないかもしれません。
これは、雑草をイメージすることで面白く理解できるかもしれませんね。
- 毛幹(もうかん)とは…?
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雑草で言うところの地面より上の草。
皮膚より上に見えている毛を毛幹といいます。 - 毛根(もうこん)とは…?
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雑草で言うところの地面の中の部分。
皮膚内の毛を毛根といいます。 - 毛球(もうきゅう)とは…?
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雑草で言うところの根っこ。
毛根の最も太い深層部分を指します。
全部の名称を知る必要はないと思うけど、少なくとも見えている毛をどうにかしても、結局は生えてきちゃうってところがポイントかな?
なーるほど!ならばノビ汰も除草剤をかけないとずっと生えてくるわけだ!豆の剛毛も光を当てないと弱ってくれないわけだ!
そう!!毛も剛毛で黒々としていると、メラニンが多いってことだから、光脱毛の効果が分かりやすいんだよ!毛が濃いなーって悩んでる人ほど向いている脱毛とも言えるかな♪
そうなんだ!満員電車で半袖の時、隣に立っている人にちょこっと腕が当たっただけで、ジョリってなって申し訳ない気持ちになる豆にとって、光脱毛は向いてるわけだ…
大丈夫!すぐに細くなるよ♪それに剃毛で普段は確認しにくい太ももの裏側なんかも、つるつるにキレイになっちゃうんだから♪
ふとももの裏…
うわぁああ!なんじゃこりゃ~!
(太ももの裏側、今はじめて見たのね。。。)
カミソリで剃っても毛抜きで抜いても、脱毛としては不十分だったはずです。
なぜならば、先ほど申し上げた毛球の中にある細胞、毛母細胞(もうぼさいぼう)へアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酸素など体毛を作るために必要な栄養素を毛乳頭(もうにゅうとう)がパスすることで、その栄養をつかって毛母細胞がムダ毛を生み出してしまうからなのですね。
それらは、カミソリでも毛抜きでも処理しきれない奥深くにある細胞なので、自己処理ではどうすることもできないのです。
細胞が協力しあってムダ毛が育ってたなんて恐ろしい…
でもなんで毛だけ弱って、皮膚は無事なんだろう?
お!いいところに気づいたね♡これにはメラニンっていう色素が関係しているんだけど、それはまた次回にお話ししようかな♪
ニラ…ラーメン…?
(やれやれ。笑)
実際の施術では、光脱毛の施術前日にお客様には一度剃毛をしていただいて、毛幹部分はあらかじめ除去した上で毛乳頭と毛母細胞へ光をしっかりあててアプローチをします。そうすることで、ムダ毛は頑丈に生えることができなくなりますから、数日たって毛幹まで伸びても自然とするする抜けていくというメカニズムです。
何事も、原因から対処していかないと問題は解決しないということですね。